2023年9/30(土)放送のテレビ朝日「しあわせのたね。」にて、弊社のサービスが紹介されました。
今まで保護犬を派遣した企業からは、「癒された」「オフィスの雰囲気が良くなった」などといった嬉しい声をいただいているほか、実際に、保護犬自体のふれあい前後のストレス値の低下も確認できています(唾液アミラーゼ値測定)。
なお、今回の放送内で「闇市場の存在も考慮すると殺処分は10万匹とも予想される」という発言について、その根拠に関するお問い合わせをいただきましたので、改めてこの場でご報告します。
この数字は、弊社がいくつかのデータをもとに推測した数値です。
行政による殺処分は、行政や保護団体の活動により年々減少していますが、その影で殺処分あるいは衰弱やネグレクトなどひどい状況に置かれている動物たちの存在は、いまだ少なくないことが示唆されています。
2018年のデータでは、犬猫の流通数(896千匹;このうち数%が流通中に死亡、さらに数%は繁殖動物と推定される)と推定新規飼育頭数(711千匹)を比べると、10万匹以上の差がみられます。
新規飼育頭数には、行政や保護団体から譲渡された動物の数も含まれていると推測でき、乖離の値はさらに大きい可能性も考えられます。
もちろん流通している動物や繁殖を引退した動物が翌年以降に引き取られて、翌年以降の新規飼育頭数に含まれる可能性はあります。しかし、毎年同程度の流通数があること、流通ルートにのらずに保護・譲渡されている動物も存在することを考慮すると、少なくない動物たちが闇にほうむられている可能性があると考えられます。
必要以上にこの問題やデータを大きく見せようという意図はありませんが、今後も、一層、根拠となる事象やデータを示しながら、保護犬や動物を取り巻く問題の解決に向け、取り組んでいきたいと思います。
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